2025 年 6月 17日 (火)
ホーム社会「娘を医者と結婚させるべきだった」義母の「心が折れそうな」言葉…韓国・40代男性が語る「家庭崩壊の5年間」

「娘を医者と結婚させるべきだった」義母の「心が折れそうな」言葉…韓国・40代男性が語る「家庭崩壊の5年間」

(c)news1

義母との同居から始まった家庭内トラブルが離婚・親権争いにまで発展したという韓国の40代男性が、9日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で切実な悩みを告白した。

男性は5年前、同じ職場で働いていた妻と結婚。貯金で郊外の手ごろなマンションを購入し、新婚生活をスタートさせた。義母は「年齢の割に貯金が少ない」「うちの娘には医者や弁護士も紹介できたのに」とたびたび皮肉を言ったが、子どもが生まれてからは少しずつ関係が改善したと感じていた。

しかし約1年前、義父が交通事故で急逝。これを機に妻から「母が心配だから一緒に暮らしたい」と頼まれ、義母との同居を受け入れた。ところが、義母は、男性がテーブルの果物を取れば「目上の人がいるのに先に勧めないのか」と責め、夜勤明けに遅く起きると「何も手伝わない」と小言が絶えなかった。

男性が上司との関係悪化で昇進が遅れ、起業を考えていると打ち明けた時には、義母が「こんな不況で何を考えてるんだ。見栄を捨てて会社にしがみつけ」と一喝。私的な話が全て義母に筒抜けであることに嫌気が差した。金銭面でも干渉を強め、「友人の婿は年収1億ウォン(約1000万円)だ。娘をお前と結婚させたのが悔やまれる」と言い放った。

男性は心身ともに限界に達し、会社を退職。妻と義母は男性を避けて2人で外出するようになった。ドライブレコーダーを確認すると、義母が「顔も見たくない」と言い、妻に離婚を勧め、妻は「私もそう思う」と同調していた。

怒りと絶望の末、「自分と義母、どちらかを選んでほしい。義母を選ぶなら離婚し、子どもの親権と慰謝料は自分が請求する」と宣言。すると妻と義母は息子を連れて出て行った。現在離婚訴訟中で、男性は「息子を奪われるのでは」と不安にさいなまれている。

番組のヤン・ジヨル弁護士は「妻が同居義務を一方的に破棄しており、子どもを無断で連れて行ったことが“略取”と見なされる可能性もある。離婚訴訟で有利に立てる余地は十分にある」と指摘。ただし親権に関しては「家庭裁判所は“子どもの現在の生活状況”を重視するため、確実にどちらが親権を得るかは断言できない」と補足した。

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