
「妊娠が叶わずストレスで太った私に、夫が一方的にダイエット薬を飲めと言うなんて……」。結婚3年目の30代後半の女性が、夫との間に生じた価値観のズレと心の傷をJTBC「事件班長」を通じて打ち明けた。
この女性は知人の紹介で出会った男性と1年間の交際を経て結婚。当初は新婚生活を楽しみたかったが、夫が「早く子どもが欲しい」と望んだため、すぐに妊活に取り組んだという。
だが、2年近く努力を重ねても妊娠には至らず、心身ともに疲弊した女性はストレスから過食に走るようになり、1年で10㎏以上も体重が増加した。
その結果、夫は女性に対して溜息をついたり、「こんな夜に何を食べてるんだ」と小言を言うなど、態度が冷たくなっていった。
さらに最近、夫は「職場の同僚の妻がダイエット漢方で10㎏痩せた」として、女性にも漢方薬を勧めてきた。女性が「副作用もあると聞くし、健康的に痩せたい」と拒否すると、夫は「だからそれでも痩せろって言ってるんだ」と激怒した。
このやりとりは口論に発展し、その後、夫婦は口をきかなくなってしまったという。
女性は「これまで私が『一緒に運動しに行こう』と誘っても夫は一度も応じなかった」と語り、「なのに突然、薬を飲めと言うだけ。私はどうしたらいいの」とやり場のない思いを明かした。
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