2025 年 7月 10日 (木)
ホーム社会「女性が本当に嫌いだ」…韓国・ふたつの女子大に爆発物脅迫メール、警察が捜査

「女性が本当に嫌いだ」…韓国・ふたつの女子大に爆発物脅迫メール、警察が捜査

光州女子大学=読者提供(c)news1

ソウルと光州の女子大学に7月7日、爆発物を設置したとの脅迫メールが届き、警察が捜査に乗り出した。メールには「女性が本当に嫌いだ」「女性に学問は必要ない」などの女性蔑視的な表現が含まれており、警察は同一犯による犯行の可能性も視野に入れて調査している。

ソウル・城北警察署によると、同日午後12時25分ごろ、誠信女子大に「ダイナマイトを設置した」との脅迫メールが届いたという通報を受けた。このメールは4日午後11時ごろ、同大学の教授学習支援センターの部署に送信され、担当者が週末明けの7日午前10時に確認した。

メールの内容には「大学のどこかに10キロのダイナマイトを設置し、3時34分に爆発する」と書かれており、爆発時刻については午前か午後かの記載はなかった。これを受け、大学本部は城北区の二つのキャンパスで実施されていた夏期講座をすべて中止し、学生と教職員を即時帰宅させた。

また同日午前11時30分には、光州市の光山警察署に「光州女子大学に爆発物がある」との通報が寄せられた。学校の生涯教育院の関係者が脅迫メールを確認し、通報した。初動対応チームが捜索したが、爆発物は発見されなかった。夏休み期間中であり、学生の在校はなかった。

両校に送られたメールの内容は一致しており、警察は同一犯の可能性を念頭に調査を進めている。

(c)news1

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