韓国空軍で、過去に兵士らが女性上官をセクハラし、侮辱した事実があとになって発覚し、軍と警察が捜査に乗り出した。
空軍によると、2021年11月から昨年7月まで、空軍のある戦闘飛行団当直隊で、兵士6人がコンピュータの引き継ぎ台帳に、女性上官の名前・写真を付け、コメントを残すという方法でセクハラした。
6人は女性上官に対して「女の子」「レーシングガールみたいだ」などの表現で侮辱し、「強姦したい」というコメントまで書き残したという。
同部隊の幹部らは今年3月にこうした申告を受け付けたにもかかわらず、申告者に対して、関係するファイルを削除するよう求め、大隊長には報告しなかったという。
空軍関係者は「セクハラメッセージを書いた兵士は現在は民間人の身分であり、警察で捜査している。徹底した調査とそれ相応の措置が取られるだろう」とコメントしている。
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