
韓国の飲食店で「ただ食い」するため自作自演で料理に細工した客のエピソードが最近放送されたJTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。
現場は大田(テジョン)広域市の刺し身店。9月13日に女性が母親と男児を連れて来店し、大エビ焼きとメウンタン(辛い魚鍋)を注文した。
食事がほぼ終わった頃、女性が店員を呼び「鍋の大根に歯型がある。再利用したのではないか」と言いがかりを付け、料理代3万8000ウォン(約4000円)の全額返金を要求した。
店側は「すでに料理は食べ終えている」と説明し、代金の一部3万ウォン(約3150円)を返金した。すると女性は「大エビを食べて全部吐いた。全額返金しなければ通報する」と脅迫した。
ところが防犯カメラを確認したところ、女性が自ら大根をかじって鍋に戻す様子が映っていた。
店主が「自作自演じゃないか」と問いただすと、女性は「大根を触ったことも食べたこともない」と否定し、逆に「名誉毀損と虚偽告訴で訴える」と迫った。店主は女性を詐欺容疑で警察に被害届を出した。
出演したヤン・ジヨル弁護士は「法的に処罰すべき事案だ。そんな食べ方をしておいしいのか」と糾弾した。
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