2025 年 4月 21日 (月)
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「売上高40%が利益」…大活躍の採用プラットフォーム、最大の実績

ウォンテッドラボ(Wantedlab)のウェブサイトより©KOREA WAVE

景気低迷の懸念にもかかわらず、主要オンライン採用プラットフォーム企業が好業績を達成している。

韓国求人サイト運営「サラミン(Saramin)HR」と採用サービスを提供する「ウォンテッドラボ(Wantedlab)」は、上半期実績で史上最高を記録、リ・オープニング(経済活動再開)による恩恵を十分享受した。人材獲得競争が激しさを増す中で、非対面・随時採用が大勢に位置づけられ、採用プラットフォーム企業の成長は当面続くという展望だ。

金融監督院の電子公示システムによると、サラミンHRは今年上半期の売上高が589億8000万ウォンで、前年同期比29.9%増加した。営業利益は255億8600万ウォンで、同期間39.1%上昇した。サラミンHRは昨年、設立(2005年)以来初めて年間売上高1000億ウォンを突破、その上昇傾向を維持している。今年上半期の営業利益率は43.4%に達する。

同社関係者は「採用・人材管理市場が急変するなか、プラットフォーム影響力と技術力などが土台になった」と分析した。

サラミン(Saramin)HRのウェブサイトより©KOREA WAVE

特に人工知能(AI)を使った人材採用サービスが注目され、経費が減る一方で利益が増えた。1億件以上の人材ビッグデータをAIで分析してマッチングする「人材プールサービス」は、利用企業数が5四半期連続平均11.2%ずつ増えている。第2四半期の同社の採用公告は52万件で前年同期より5%増加した。MAU(月間活性使用者数)は1000万人で同期間10%増え、登録履歴書も551件で7%増加した。

ウォンテッドラボも同様に、第2四半期に設立(2015年)以来最高の四半期実績を出した。この期間の売上高が138億3300万ウォンで昨年同期と比べて78.1%増加、営業利益は39億9100万ウォンで同期間103.1%増えた。営業利益率は28.9%だ。 ウォンテッドラボのイ・ボクキ代表は「ウォンテッドは差別化されたデータと技術力を基盤に採用市場をリードし、着実に成長している」と述べた。

©MONEYTODAY

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