韓国の地方大学卒業生の4人に1人が就職のため首都圏に移り住むという実態が、人口保健福祉協会のアンケート調査で判明した。首都圏の大学と非首都圏では卒業生の就職率に差が出ていることもわかった。
人口保健福祉協会は「地域人材就職および優先支援策」に対する国民の関心度についてアンケート調査を実施、3063人がオンラインで回答を寄せた。
それによると、首都圏の大学卒業生のうち首都圏に就職した割合は90.2%だった。一方、非首都圏大学の卒業生のうち、就職のため首都圏に移り住んだ割合は25.4%に上った。地方の大学に通った青年も、就職のためには首都圏に相当程度、移動することが明らかになった。
非首都圏での就職をためらわせる要因として▽働き口不足▽賃金格差▽通勤距離▽交通・インフラ▽文化施設――などが挙げられた。
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