韓国の流通業界が品薄の「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」の確保に乗り出している。日本からの輸入は限られているのに、今月の正式発売後、消費者の人気は圧倒的で、国内在庫が底をついたためだ。
コンビニチェーンCUは店主らにアサヒ生ジョッキ缶の発注が週に1回だけ可能だと案内している。
CUが今月、店主からの発注を受け付けたのは今月11、18両日の2日間だけ。個数も11日が24缶、18日が6缶に限られ、発注を受けると予告のあった25日も12缶に制限されている。
GS25は今月10、12、19日の3回、店主から発注を受けた。在庫に余裕がないため注文できるのは24缶ずつ。追加で確保できておらず、次の発注日は未定の状態だ。
イーマート24も似たような状況で追加発注日が決まっていないという。
セブンイレブンは「毎日24缶ずつ発注可能だ」としている。
コンビニ関係者は「より多くのアサヒスーパードライ生ジョッキ缶を確保するためコンビニ会社間の争いが激しい」と伝えた。
大型マートの状況も似ている。今月11日、イーマートの全支店に1次入荷されたが、完売した。ロッテマートは販売を1人4缶までに制限した。
スーパードライを輸入・販売するロッテアサヒ酒類の関係者は「今年5月の限定発売当時はアサヒビール福岡工場から輸入していたが、今月から大阪・名古屋の2工場に手を広げ輸入量を確保している」と話している。
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