ソウル大が今月初め、学食価格を1000ウォンずつ引き上げたことで学生たちが激しく反発している。学校側は手軽なメニューや中間価格帯のメニュー構成など対策作りを検討している。
同大によると、ソウル大生活協同組合は今月1日、1000ウォンのライスを除く学食セットメニューの価格を従来の3000~6000ウォンから4000~7000ウォンに1000ウォンずつ引き上げた。
「エブリタイム」などソウル大の学生たちが加入するオンラインコミュニティには学食の写真をアップし、値上げに不満を示す書き込みが相次いでいる。
書き込みには「原価を公開すべきではないか」「学生たちの立場ではソウル大入口や落星垈(ナクソンデ)でのり巻きを買うのが賢明だろう」などの学生たちの反応があった。
ソウル大総学生会が今月15~19日に学生1200人余りを対象に実施したアンケート調査でも、学食の価格の引き上げ以降、学生食堂に対する満足度が低下していることがわかった。
学生たちの不満が続いたため、学校側は1000~5000ウォンの中間価格帯メニューの提供などの対策を講じているという。
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