
20代半ばの娘を持つ韓国の女性が「体調を崩したとき娘が気遣ってくれず寂しい」とオンラインコミュニティに投稿したところ、多くのネットユーザーから厳しい批判が寄せられた。
投稿者である女性は、7歳の娘を抱えて夫と離婚し、以後一人で育ててきたという。「仕事と生活に追われ、娘が小さい頃は幼稚園の延長保育や小学校の放課後プログラムに預けていた。私は夜10時ごろにようやく帰宅する生活だった」と振り返る。
娘は幼少期から自立していたといい、小学5年のとき一人で病院に行き、帰宅時にはすでに手にギプスをしていたという。「転んで骨にひびが入ったらしく、私が貸したカードで病院に行ったとのこと。とても頼もしく思った」と語っている。
女性によれば、娘は非行にも走らず、酒やたばこもせず、非常に「申し訳ないくらいに良い子」に育ったという。現在は女性が会社勤めを続ける一方、娘は在宅でフリーランスとして働いており、普段の親子関係は円満だと主張。「一緒にアニメを見たり、出前を頼んで一緒に食べたりする仲」だという。
だが、問題は女性が風邪や体調不良になると、娘の態度が急に冷たくなる点にある。「普通、家族なら心配の言葉をかけたり、病院に付き添ってくれたりするのでは? 娘は薬を持ってきてくれるだけで、心配する様子はない」とし、「『ママ具合悪いよ~』と甘えても無視され、『私ができることはない』と言われる」と訴えた。
一方、娘自身が体調を崩しても母親には全く打ち明けず、女性が薬袋などを見て初めて気づくこともあるという。「『大丈夫』と平然としているし、誰かに看病されること自体を嫌がっているようだ」と驚きを語った。
「娘は幼い頃から一人で病院に行ける子だったが、これは“極端に理性的なMBTIのT型”ということなのか。娘の性格は理解するが、唯一の家族なのだから、病気の時くらいもう少し気にかけてほしい。私が具合が悪い時に気にしてくれないのも寂しいが、自分が具合悪くても私に言わないのも悲しい。この気持ちをどう伝えれば理解してもらえるのか」
こう投稿を締めくくっている。
しかし、この投稿に対し、ネット上では母親への非難が殺到した。
「娘が病気でも気づけないほど放っておいて、今さら何を言っているのか」「一人でしっかり育った娘に感謝すべきだ」「愛情を注げなかったくせに、年を取ったら構ってもらいたいとは都合が良すぎる」「娘は愛される時期に何も与えられず、感情を抑えて育った。その結果が今だ」といった厳しい意見が相次いだ。
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