元恋人との性的場面を不法撮影したとして、ソウル警察庁が20日、サッカー韓国代表FWファン・ウィジョ選手(31)について、性暴行処罰法のカメラなどを利用した撮影容疑で捜査を進めていることを明らかにした。撮影に同意があったかどうかが最大の争点になりそうだ。
元恋人側は今年8月、映像流布者を警察に告訴する際、ファン選手も不法撮影容疑で処罰してほしいという意思を明らかにしていた。警察は流布した容疑者を拘束したのに続いてファン選手の不法撮影容疑の捜査に乗り出したと見られる。
ファン選手は当初、自身が「私生活暴露」の脅迫を受けた被害者だと主張していたが、不法撮影の情況が明らかになり、立場が一変した。
ファン選手側は20日、「(映像は)当時恋人同士で合意されたもの」「該当映像を現在所持しておらず、流出した事実も全くない」と主張した。
元恋人の弁護士は「過去にファン・ウィジョ選手としばらく交際していたものの、映像の撮影に同意したことはなく、削除を要請した」としている。
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