韓国の昌原(チャンウォン)地裁はこのほど、家主夫婦に対する殺人未遂罪に問われた被告の男性に懲役18年を言い渡した。
判決によると、被告は昨年12月27日、慶尚南道巨済市(キョンサンナムド・コジェシ)のワンルームマンションで、家主である50代の夫婦を凶器で殺害しようとした。夫は顔、妻は胸を刺されたが命は取り留めた。
被告は昨年5月に賃貸契約を結んだが、家の状態が契約内容と違うとしてトラブルになり、被告が自腹で修理した費用を家主に請求。家主側が支払いを拒否すると、被告は家賃を払わなくなった。その後、滞納した家賃の支払うよう督促されたことに恨みを募らせ、殺害を企てたという。
判決は「被害者が必死で抵抗したため殺人には至らなかったが、不法性は重大だ。被告は犯行を否認しており、被害回復のための努力もしていない」と述べた。
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