
韓国の30代女性が露出度の高いビキニ姿の写真を無断でSNSに投稿したことについて、怒った夫である男性が「離婚事由になり得るか」と専門家に相談した。7月31日、ヤン・ナレ弁護士のYouTubeチャンネルに、この問題を取り上げた動画が掲載された。
男性は結婚して1年半になる30代前半の男性。当初は夫婦共働きだったが、現在妻は専業主婦だ。夫は「君は顔も体形も良いのだから、SNSを活用して服などを販売したらどうか」と提案。妻も「好きなSNSをやってみたい」と前向きに応じた。
妻はマーケティングの才能を生かし、販売実績を伸ばしていった。それに連れて商品の幅が広がり、下着やビキニも扱うように。妻がそれらを着用し、モデルとして宣伝し始めたあたりから、夫は違和感を覚えるようになった。
「他人が見ていると思うと不安だった。男たちの目線が気になった」と率直に語る男性。それでも「うまくバランスを取りながらやっている」と信じて見守っていた。
ところがある日、高校時代の友人から「この写真、君の奥さんじゃないか」と連絡があった。セクシーすぎるビキニ姿の画像が添付されていた。グラビア風の過激な写真だ。
激怒した男性は「これは俺の知っている妻じゃない。他人がこんな写真を見ていると思うと耐えられない」と感じ、「なぜ黙ってこんな写真を撮ったのか」と妻を問い詰めた。
しかし、妻は「浮気したわけでもないし、写真を撮ってアップしただけ。露出も大したことない。きれいな写真を残せて、お金も稼げるならいいじゃない」と反論。男性は「裏切られた」と感じ、離婚を真剣に考えるようになったという。
ヤン・ナレ弁護士は「ビキニ写真をSNSに載せたという一点では、ただちに離婚原因(有責事由)になるとは限らない」としつつも、「夫が明確に拒否したのに何度も続けた場合や、他の異性と不適切なメッセージのやりとりをしていれば、離婚理由と見なされる可能性がある」と説明した。
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