2026 年 1月 8日 (木)
ホーム社会「体の一部にも触れてない」…韓国俳優宅侵入の強盗、逆告訴と「5通」の獄中手紙

「体の一部にも触れてない」…韓国俳優宅侵入の強盗、逆告訴と「5通」の獄中手紙

俳優兼歌手ナナ(c)news1

韓国俳優兼歌手ナナの自宅に押し入って強盗を働いたとして収監中の男が、ナナを殺人未遂容疑で逆告訴し、獄中から送った5通の手紙で自らの無実と主張を展開している。

JTBCの番組「事件班長」によると、拘置所に収監中の男は知人を通じて5通にわたる手紙をメディアに送付。そこには犯行当日の状況や、自身が「被害者」であるとの主張が詳細に書かれていた。

事件は2025年11月、男が凶器を持ち、梯子を使って俳優ナナの京畿道九里市の自宅ベランダから侵入したことに始まる。男は当時、ナナの母親の首を絞めたが、悲鳴を聞いて目覚めたナナが対抗し、もみ合いの末に制圧された。

警察はこの一連の行動を「正当防衛」と判断し、男を強盗致傷容疑で逮捕。だが男はその後、「ナナが自分を刺した」として殺人未遂容疑で逆告訴した。

男は手紙で、「家に入った時、凶器は所持しておらず、ベランダ外に置いていた鞄も持っていなかった」「ナナの母親には暴力を振るっておらず、ただ動けないように抱きしめただけ」と主張した。

さらに、「ナナが家にあった刃物で自分の首を刺そうとし、避けた際に耳と首の間を7cm刺された」「自分はナナの体に一度も触れていない。むしろ刺された後もナナに暴行された」と書かれていた。

しかし、警察は「男は鞘付きの刃物を所持して家に侵入し、母親を押し倒して失神させた。ナナが取り押さえる過程で凶器を離さず、もみ合いとなった」「暴行を受けたという主張も事実ではない」と反論している。

また、男は初期段階の警察の調べで犯行を認めた理由についても言及。「母の入院費が必要で盗みに入った。ナナと母に取り押さえられた後、素直に謝罪し、事実を述べた」「するとナナ側から『刃物を持っていたと警察に言えば4000万ウォンを支払う』と言われ、その通りに供述した」と主張した。

だが、番組「事件班長」によれば、ナナ側はこのような提案をした事実は一切なく、むしろ男の方から「通報しないでくれ」と頼んできたという。ナナの母親は一度はそれに応じようとしたが、ナナ本人が警察への通報を決断したとされる。

法曹関係者では、男の逆告訴について「法廷で正当防衛の有無を争い、量刑を軽くしようとする戦略」との見方もある。また、男が拘置所内で他の収監者からこうした手法を学んだ可能性も指摘されている。

(c)news1

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