
韓国で「低速老化」をテーマに活動し注目を集めた医学博士チョン・ヒウォン氏について、女性研究員に対するストーカー行為の疑いで捜査されていた事件で、検察が不起訴処分を下したことが分かった。
法曹関係者によると、ソウル中央地検は先月30日、チョン氏に対するストーカー処罰法違反の疑いについて「嫌疑なし」と判断した。
この事件は、研究員側がチョン氏について「地位を利用して繰り返し性的要求をした」と主張し、強制わいせつやストーカー行為などの疑いで告訴したことに端を発する。しかし警察は、ストーカー容疑のみを送致し、その他の容疑については立証が難しいとして送致しなかった。
検察は、双方のメッセージのやり取りや連絡の頻度などを詳しく検討した結果、「相手の意思に反して継続的に連絡し、恐怖や不安を引き起こす程度とは認めにくい」と判断し、不起訴としたとみられる。
一方で、同じストーカー処罰法違反の疑いで捜査されていた研究員側については、起訴猶予処分となった。起訴猶予は違法性が認められる場合でも、被害者との関係や事件後の事情などを考慮し、刑事裁判に付さない措置を指す。
この件では、チョン氏側も研究員が妻の職場付近に現れたり、自宅玄関前に手紙を置いたりしたとして、ストーカー容疑で告訴していた。
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