韓国で今年、済州島(チェジュド)で仕事と休暇を並行しながら遠隔で仕事をする「ワーケーション(Workation)」参加者が1万人に達した。
済州道は民間ワーケーションバウチャー支援事業運営業者である道内民間オフィス施設16カ所を通じて参加人員を把握した結果、9760人が利用したとこのほど明らかにした。
民間ワーケーションバウチャー事業は、道内の企業職員が道内の民間オフィス施設を利用すれば、オフィス(宿泊料含む)と余暇プログラム利用料を1人当たり最大52万ウォンまで支援する事業だ。
HD現代(ヒョンデ)重工業、テサンウェルライフ、ネイバークラウド株式会社など企業と国立海洋文化財研究所など国策機関、フリーランサーなど多様な職業の人々が済州でウォケーションをしたことが分かった。
これに先立って大韓商工会議所が10~11月に会社員1112人を対象に調査した結果、17の市・道の中で済州(31.8%)を最も好むことがわかった。
済州道は来年には2万人のウォケーションを誘致するという目標を立てた。
ソウル経済振興院(SBA)などとの協力も強化し、首都圏にある中小企業の参加も拡大する予定だ。
チェ・ミョンドン済州道経済活力局長は「民間ワーケーション産業活性化と周辺地域商圏消費促進のための経済活力を向上する方向で事業を拡大・発展させる計画だ」と話した。
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