韓国京畿道富川市のホテル火災で、宿泊客が炎と有毒ガスを避けるために客室の窓から飛び降りる緊迫した状況の中、それを見ながら笑い、踊っていた人々がいたという目撃談が出てきた。チャンネルAの取材に目撃者が証言した。
目撃者は「(飛び降りの場面で)手を叩いて喜び、笑っていた数人の男がいた。私以外にも目撃者は多い。笑って騒ぎ、ケタケタと笑いながら踊る人もいた」と証言する。また「若い人で、両腕に模様がたくさん彫られていた。人が死んでいるのにあり得ないことだ」と怒りを露わにした。
この映像を見たネットユーザーたちは「人間の皮をかぶった悪魔だ」「梨泰院(イテウォン)雑踏事故でも同じことがあった」「踊って手を叩いていた若いタトゥーの男を捕まえて病院に入れるべきだ」などの反応を示した。
事故に対する嘲笑はオンライン上でも広がっている。富川ホテル火災捜査本部は、最近オンライン上に今回の事故で死者や負傷者を嘲笑する書き込みがアップされている状況を把握している。
警察は、これらの書き込みの作成者や内容について立件を視野に捜査を進める。
火災は22日午後7時34分、富川市遠美区のホテル客室から火災が発生し、7人が死亡し、12人が重軽傷を負った。
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