韓国の中古車の消費者がオフラインよりオンライン購入を好むというアンケート調査結果が出た。今までの「中古車は直接見て買わなければならない」という固定観念が崩れているという分析だ。
中古車販売事業を手掛ける「オートプラス」の非対面中古車ブランド「リボーンカー(Reborn Car)」が最近3年内に中古車購入と購入予定者1000人余りを対象に実施したアンケート調査で、中古車のオンライン購入を好むという割合は62%でオフライン購入(29%)の2倍を超えた。
オンライン購入は保険や事故履歴や価格・スペックなどの情報確認、車両間の比較が容易だという点で、より好まれた。
リボーンカーは「中古車は直接見て買わなければならないという暗黙的なルールが崩れている。ただし、実物を確認することの難しさと、虚偽商品に対する心配はオンライン購買をためらう理由だ」と話した。
中古車購入のきっかけは「既存の車両処分後の代替購入」が56%で最も多かった。続いて「初めての車購入(26%)」「セカンドカー購入(18%)」の順だった。年齢別では、従来の車両に代替のための購入は40代男性が、初めての車購入は20~30代女性が、セカンドカーは既婚で子どもがいる男性の割合が高かった。
中古車購入の理由として、新車に比べて心理的負担が少ないのが中古車の魅力のようだ。「新車より少ない予算負担(42%)」「車両を損傷する心理的負担が少ない(14%)」「短い待機期間(10%)」などが挙げられた。
中古車購入予定者が主に考慮する事項は▽価格▽事故の有無▽中古車売買業者の信頼度――の順だった。特にオンライン購入予定者は中古車売買業者の信頼度を最も考慮すると答えた。
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