韓国・済州(チェジュ)島の観光業界が最近、ペット同伴での旅行者の誘致に力を入れている。昨年、大韓航空の済州行きペット輸送は1万983匹。2021年にも9518匹が航空機に乗った。
大韓航空ではペットが6キログラム以上の場合、手荷物に分類し、それ以下は乗客と一緒に搭乗できる。大韓航空はペットを対象に一種の航空マイレージを積み立てる異色の戦略を展開した。ペット同伴旅行の回数に応じて運賃を無料または割引するのだ。
済州航空の場合、2021年11月にペット輸送基準が緩和され、2022年に件数が爆発的に増加した。済州航空は生後8週間以上のペット犬、猫、鳥に限ってペット輸送サービスを提供する。
済州航空の済州路線ペット輸送は、到着便で2021年の1150匹から2022年には9722匹へ745%増えた。
同航空の金浦~済州路線だけを見れば、2021年の648匹から2022年には5995匹に何と825%も増加している。釜山~済州も172匹から1516匹に781%増だった。
韓国観光公社が昨年発表した「ペット同伴旅行実態調査結果(ペットと6カ月以上居住する成人2006人対象)」によると、最近1年間でペット同伴旅行を経験した人は日帰り旅65.7%、泊りがけ旅行53.0%だった。1泊以上の泊りがけ旅行先は済州が78.1%と最も高かった。
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