ソウルの繁華街で、タルンイ(レンタル自転車)などに乗って乱暴な運転をする「タルンイ暴走連合」が登場し、懸念する声が出ている。
1日に放送されたJTBCの番組「事件班長」によると、暴走連合は昨年9月に発足した。暴走連合のソーシャルメディアのフォロワー数は2800人に迫る。ソウル市公共自転車のタルンイと共有キックボードに乗って路上で市民に暴言を吐いたり、威嚇をしたり、さらに警察官にも悪口を言う姿が写っている。
「暴走連合」の主な年齢層は10代のようだ。ソーシャルメディアのアカウントには「中卒(中学校卒業)記念キックボード乗り」「下校後にたばこ1台」「スクーターは10年生が受け付けた」などと記されていた。
アカウントの書き込みには「8月10日に暴走を実行する」「パトカーを全壊させる準備をしろ」などのメッセージが出てきた。
「事件班長」がこうした暴走計画を伝えると、アカウントでは「『事件班長』の広告に感謝する。集結地は別途公示する」などのメッセージが書き込まれた。
ソウル施設公団は「事件班長」に対し「捜査機関から要請があれば、会員の資格停止や解約など措置を検討する」と語った。警察は「彼らの正体と暴走予告について初めて知った」とし、今後取り締まる方針を示した。
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