
韓国の飲食店主がこのほど、オンラインコミュニティに「隣の店がカルグクス(韓国式うどん)のレシピを教えてくれと言ってくる」と題して投稿した。隣とは競合関係にあり、店主は困惑をあらわにしている。
投稿した店主は、9年前からカルグクス専門店を経営。「レシピを教えて」と言ってきたのは親しくしていたチゲ(鍋料理)専門店の経営者だ。
2人は同じ通りで商売をしながら親交を深めていた。しかし最近、近くに韓国料理店が新たにオープン。売り上げの急減に悩むチゲ店の経営者は海鮮カルグクスの販売を始めた。
そして驚いたことに、何度も「カルグクスのスープの作り方を教えてほしい」と言ってくるようになった。店主が「それは料理店の核心のノウハウなので教えられない」と断ったところ気まずくなってしまったという。
カルグクスの店主は「うちが特別繁盛しているわけではなく、家賃をようやく払える程度。自分も家族をこれで養っており、どんなに親しくしていてもそれは無理だ」述べた。
このエピソードに接したネットユーザーたちは「同業者にレシピを求めるとは一線を越えている」「客を奪う気満々じゃないか」「むしろこれを機に距離を置くのが正解だ」などの反応を見せた。
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