韓国で先月の生鮮食品の生産者物価指数(PPI)が前年同期比17.3%も上昇したことがわかった。特にリンゴとネギはほぼ2倍に跳ね上がっていた。
PPIは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査して算出する経済指標だ。
韓国銀行によると、昨年12月のPPIは前月比0.1%上がり、3カ月ぶりに上昇に転じた。前年同月比では1.2%の上昇で、5カ月連続のアップとなった。
特に生鮮食品が急騰しており、12月の指数の上昇率は前月比13.9%、前年同月比17.3%だった。
韓国銀行経済統計局のユ・ソンウク物価統計チーム長は「12月の生産者物価は工業製品が下がったが、農林水産品やサービスが前月より上がった。生鮮食品はイチゴやリンゴなど果実類が年末の需要増加と作況の不振で上昇した」と説明した。
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