2024 年 12月 22日 (日)
ホーム経済流通「ポケモンパンが親孝行」…韓国パン大手、四半期大台突破へ

「ポケモンパンが親孝行」…韓国パン大手、四半期大台突破へ

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韓国パン業界1位SPCサムリプ(SAMLIP)が、四半期売り上げで初めて9000億ウォン(約945億円)突破と、年間売上高3兆ウォン時代が目前だ。

重点事業であるベーカリーとフード事業ともに堅調な成長傾向を維持し、ソーシャルディスタンスの緩和以後、サービスエリア事業とB2B(企業間取引)食材流通事業も回復傾向を示したのが売り上げ成長をけん引したとみられる。

昨年の第4四半期(10~12月)の実績アーニングサプライズ実績を記録した場合、四半期の売上高1兆ウォン時代を切り開く可能性もあるうえ、今年は3兆5000億ウォンを超え、4兆ウォンに迫る売上高を上げることができるという楽観的な見方が多い。

金融情報会社エフアンドガイドによると、SPCサムリプの昨年第4四半期実績は売上高9200億ウォン、営業利益328億ウォンと推定される。売上高と営業利益はそれぞれ前年同期比10.4%、20.1%増加した数値だ。

SPCサムリプは昨年四半期最高実績を相次いで更新している。第1四半期に7000億ウォンを突破した後、第2四半期には8000億ウォンを超える売上高を記録し、過去最大の四半期実績を記録した。第3四半期8835億ウォンを記録し、四半期最高業績を引き上げた。

第4四半期もこうした流れが続いたとみられる。9000億ウォン突破は容易な状況であり、冬の主力製品であるアンパンとポケモンパンの販売実績によっては1兆ウォン突破も可能だという見通しさえ出ている。

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