
自宅での運動、いわゆる「ホームトレーニング」を楽しむ韓国の20〜40代女性の大多数が、その効果に満足していることが分かった。
オンラインホームトレーニングプラットフォーム「QUAT」が発表した「ホームトレーニングの効果と満足度」調査結果によると、回答者の83.8%が「ホームトレーニングだけでも十分な運動効果を感じている」と答えた。
特に、運動頻度の増加(62.8%)を最大の変化として挙げる回答が目立った。ジムや屋外に移動する必要がないことから、運動へのアクセスのしやすさが向上したと考えられる。また、筋力向上(47.6%)、体力増進(38.5%)、体重減少(34.1%)などもポジティブな変化として多く挙げられた。
今回の調査は、クァトの女性ユーザーのうち20代から40代の551人を対象に実施した。
人気のあるホームトレーニングの種目としては、ストレッチ(67.8%)が最も支持され、次いで筋力トレーニング(48.8%)も比較的高い割合を占めた。また、76.1%の利用者が“筋肉量の変化を実感した”と答えており、ホームトレの実効性に対する信頼の高さもうかがえる。
適正な月額運動費用については、46.3%が「5万ウォン(約5500円)未満」を理想とし、オフラインの運動施設に対しては「営業時間の制限(42.8%)」「コストの負担(31.9%)」「距離・アクセスの不便さ(12.4%)」などの不満点が挙げられた。
ホームトレーニングを選ぶ理由としては、外出の煩わしさ(56.5%)、経済的負担(51.7%)、時間の不足(49.9%)が上位を占めた。
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