
ドナルド・トランプ米大統領は、ホルムズ海峡の管理を巡り同盟国に負担分担を求める中で、派兵に応じていない韓国に対し不満を示している。
トランプ大統領は最近、ホワイトハウスでの行事で、「ホルムズ海峡は米国だけの問題ではない」と述べ、「欧州がやるべきだ。韓国がやるべきだ」と発言した。
さらに韓国について、在韓米軍の存在を引き合いに出し、「我々は危険な地域、核の脅威がある場所のすぐ近くに4万5000人の兵士を駐留させているのに、韓国は助けになっていない」と批判した。
現在の在韓米軍は約2万8500人とされるが、トランプ大統領は以前から実際より多い数値を挙げる発言を繰り返している。
今回の発言は、同盟国に対し防衛負担の分担を強く求める一連の姿勢の延長線上にあるとみられる。トランプ大統領は「日本がやるべきだ。彼らは石油の90%をこの海域から得ている」「中国にもやらせるべきだ」とも述べ、各国の利害に応じた対応を促した。
米国は3月中旬以降、韓国や日本、欧州などに対しホルムズ海峡の安定確保に向けた軍艦派遣を求めてきたが、各国は戦争の正当性や国内世論、事態拡大のリスクなどを理由に慎重な姿勢を維持している。
中東情勢の緊迫と同盟関係の再編が重なる中、韓国と米国の関係は新たな局面を迎えている。
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