「フランス大学合格」を標ぼうする韓国の俳優ハン・ソヒに経歴詐称疑惑が持ち上がり、釈明に追われている。
ハン・ソヒは1月に公開されたウェブバラエティー番組「ナ・ヨンソクのナブルナブル」に出演した際、自身の学歴について「フランスの大学に合格した」「自分名義の口座に6000万ウォン(1ウォン=約0.11円)がなければビザが出なかった。当時、6000万ウォンなんて持っていなかった」と話した。
この発言に対し、一部に疑問の声が上がった。「6000万ウォンが口座になくても問題ない。960万ウォンあればよい」「フランス語の資格がないと合格できない」との指摘から、合格を証明するものや、フランス語の実力を示すものなど、事実確認を求める書き込みが相次いだ。
一方、あるネットユーザーが4月27日、ハン・ソヒから受け取ったDM(メッセージ)を公開した。
その中で、ハン・ソヒは「美大入試の実技類型は私には合わないシステムであり、その時から韓国国内の大学をあきらめた」と伝えた。さらに「最初はテーマも知らずにセントラル・セント・マーチンズやパーソンズ美術大学を夢見ていたが、年間に億(ウォン)単位のお金がかかると聞いて、エコール・デ・ボザールを選んだ。でも、やはり韓国国内の大学に通っていないからローンを受けられなかった」などと強調したうえ、「こうした話が番組で編集されて誤って伝わった」と釈明した。
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