キャラクター「ハローキティ」で有名なサンリオの辻朋邦社長が、11月28~30日にソウルで開催された「韓国コンテンツビジネスウィーク」でスピーチし、K-POPアイドルとのコラボを増やしていくという意向を明らかにした。
このイベントは文化体育観光省の主催、韓国コンテンツ振興院の主管で開催された。
辻社長は、同社を設立した辻信太郎会長の孫として2020年に社長に就任した。
ハローキティが誕生したのは1974年。キャラクター事業について「物で思い出を作ろうという考えから始めた」と振り返った。来年のハローキティ50周年にあわせ、これまでを振り返りつつ、ハローキティの未来を探るというプロモーションを始めた。
サンリオは海外パートナーとのコラボを増やしている。米ナイキとのコラボ製品は完売しており、アディダス、FOREVER 21、クロックスなど多様なブランドと製品を作り、ホテルともコラボしたマーケティングに乗り出しているという。
特に、K-POPグループ「NCT(エヌシーティー)」とのコラボが成功したといい、今後もK-POPアイドルらとのコラボを増やしていく考えという。また「ネクストカワイイプロジェクト」を展開して、ファンがキャラクターの製作・成長過程において、投票を通じてコミュニケーションを取り、育てていけるようイベントも進めているという。
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