韓国の新興市場コスダックで7日午前、レインボーロボティクスの株価は前日比1万1000ウォン(2.94%)上昇し、38万4500ウォン(約4万417円)で取引された。
韓国でロボット企業株が着実な上昇を見せている。大企業による投資のニュースに加え、米国での製造施設の投資拡大など、事業への期待感が投資家の関心を引きつけている。
レインボーロボティクスの株価は今年に入って2倍以上上昇した。先月31日からは5取引日連続で最高値を更新。時価総額は7兆4000億ウォンに達し、コスダック全体で5位となった。4位の化学メーカー「エコプロ」(8兆ウォン)との差も縮めている。
知能型ロボットサービス専門企業「クロボット」も今週だけで2倍近く上昇した。5日にストップ高を記録した後、6日には12.96%、7日午前も20%以上の上昇幅を示している。ビジョンAIロボットソリューション企業「CMES」も16%上昇するなど、連日強気の動きを見せている。
ロボット株はトランプ大統領就任以前から「トランプ恩恵株」として分類され、注目を集めていた。グローバルなサプライチェーンの再編により、米国内の製造企業が自動化機器の導入を加速すれば、ロボット需要が増加するという見方が強かった。
年初からはNVIDIAやテスラなどグローバルビッグテックがロボット開発とAIロボットの商用化に乗り出している点も、ロボット株への期待感を高めている。韓国では、サムスン電子がレインボーロボティクスを子会社化すると発表し、ロボット投資の拡大に乗り出した。
ただし、ユジン投資証券のヤン・スンユン研究員は最近のレポートで「ヒューマノイドの量産時期が前倒しされ、国内外の主要企業によるロボット事業拡大への期待感が高まっている影響で、ロボット株の強気が続いている」としつつも「現時点で商用化されて販売されているロボットの需要は低迷している点には注意が必要だ」と指摘した。
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