
フィリピンで韓国人3人を殺害した罪で服役中にもかかわらず、韓国国内へ麻薬を密輸した疑いが持たれているパク・ワンヨル容疑者の送還後の変化した様子が注目を集めている。
京畿北部警察庁広域犯罪捜査隊は3日、犯罪組織結成や麻薬類管理法違反などの疑いでパク・ワンヨル容疑者を拘束送致した。
同日午前、議政府地検前に姿を現したパク・ワンヨル容疑者は、黒い帽子を深くかぶり、口をわずかに開けたまま虚ろな表情を見せた。記者団の質問にも一切応じなかった。
3月27日の拘束前被疑者審問の際にも、うつむいたまま視線をさまよわせるなど無気力な様子が確認されている。フィリピンから送還された当時、報道陣に向かって指をさし「お前は男でもない」と強い口調でにらみつけた姿とは対照的だ。
一部では、覚醒剤の禁断症状が現れている可能性が指摘されている。3月25日の送還時に実施された簡易検査で陽性反応が出たほか、国立科学捜査研究院の毛髪鑑定でも覚醒剤成分が検出された。パク・ワンヨル容疑者は投与の事実を認めていると伝えられる。
覚醒剤はごく少量でも脳内のドーパミン分泌を異常に高め、強い依存性をもたらすとされる。研究によると、使用時にはドーパミン分泌が通常の十倍以上に増加するとの分析もある。
使用後には、極度の疲労や不眠、幻覚、抑うつなどさまざまな禁断症状が現れる可能性があり、場合によっては一度の使用でも慢性的な症状に陥ることがある。
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