2024 年 5月 15日 (水)
ホーム社会「ソウルのバス停、蒸し風呂のよう」…韓国気象庁が観測してみてわかったこと

「ソウルのバス停、蒸し風呂のよう」…韓国気象庁が観測してみてわかったこと

3日午後、浦項の横断歩道を渡る市民らがアスファルトから噴き出す熱気に苦しんでいる(c)news1

韓国気象庁はこの夏、ソウル市松坡区(ソンパグ)と協力して蚕室(チャムシル)付近の環境が異なる8地点で気温・温度を観測した結果を発表した。都心の住宅地域の地上1.5メートル気温は緑地に比べて4度ほど高く、アスファルトの温度は気温より19度も高かった。

地上1.5メートルの気温と地面の温度をモノのインターネット(IoT)気象観測感知器で計測した。また、熱画像カメラを通じて松坡大路の建物壁面、道路、歩道、緑地の温度を観測した。

その結果、猛暑時の地上1.5メートル気温は、公園緑地の最高気温33.6度に対し、都心の住宅地域は37.7度と高温だった。特に日差しが照りつけるアスファルト、土の床、都心住宅、都心マンションは平均気温に比べて高温が目立った。

道路の真ん中にあるバス停はアスファルトと温度差がほとんどなく、日陰の役割を果たせていないことがわかった。屋根があって直射日光を避けることはできても、半閉鎖の構造物のため空気が流れにくいうえ、アスファルト道路に囲まれているからだ。

また、日差しが照りつけるコンクリートやブロックの地面は最高45~55度以上あり、アスファルトの最高温度は1.5メートルの最高気温に比べて最大18.9度高かった。

その半面、日陰の休憩所や公園緑地の地面の温度は気温より2~3℃低かった。

(c)MONEYTODAY

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