韓国発の縦読みマンガ「ウェブトゥーン」の知的財産権(IP)で作ったグッズを販売する、カカオエンタテインメントとネイバーウェブトゥーンによるポップアップストアが大人気だ。
クリエイターに付加的な収益をもたらし、クリエイターの生態系が堅固になる可能性がある。消費者にウェブトゥーンIPを認知させ、ウェブトゥーンの大衆化も期待できる。
ウェブトゥーンIP基盤グッズを販売するポップアップストアが今年だけで3回開かれた。いずれも開場前から長い行列ができ、興行的に成功した。
ネイバーウェブトゥーン関係者は「『ニャハン男とマルは子犬』のポップアップストアが成功し、2回目も9月に開く予定だ。まだ発表はできないが、年内にまた別のIPでポップアップを準備中だ」と話した。
ポップアップストアは、カカオエンタテインメントのウェブトゥーンIPである「デビューできなかったら死ぬ病気にかかった」から始まった。
ザ・現代ソウルで5月11日にオープンした「デビューできなかったら死ぬ病気にかかった」ポップアップストアは、明け方からグッズを購入しようとするファンの列が続いた。
ザ・現代ソウルによると、オープン初日の11日には開場前から入口に2000人余りが集まった。「スラムダンク」ポップアップ初日に記録した800人の2倍以上だ。
ポップアップが開催された約2週間の来場者数は1万5000人余りを記録し、1人当たりの平均購買金額は50万ウォン(約5万5000円)だった。
続いてネイバーウェブトゥーンは「ニャハン男とマルは子犬」をコンセプトにポップアップストアを開催した。
スターフィールドCOEXモールで6月29日から7月12日まで開かれたポップアップストアには、約5万5000人余りが来場。一人で116万ウォンを決済した人もいた。ウェブトゥーンファンダムの高い購買力を示した格好だ。
このような人気で、ネイバーウェブトゥーン、カカオウェブトゥーンIPを基盤にしたグッズポップアップストアは、引き続き開催されるものと見られる。
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