
韓国のオンラインコミュニティに最近、「『サービスです』というシールが不愉快なのは私だけか?」という投稿があった。
投稿者は職場の同僚に配るため、よくカフェで一度に約10万ウォン(約1万600円)分のデザートを注文する。そのデザートに毎回「これはサービスです」と書かれたシールが貼られて届くのだ。でも、実際には注文したメニューが注文の数だけ届き、サービスは一切ない。
シールには「レビューを書いてください」「サービスしたので★5つお願いします」などと記されている。毎度のことで不快になった投稿者が店を訪ねると、店主は「知人から譲り受けたシールを袋の封印や装飾に使っただけだ」と説明。「文句を言われたのは初めてだ」と言ったが、投稿者の厳しい表情を見て謝罪した。
「正当な代金を払った商品に“サービス”と貼られていたら気分が悪いのは当然だ」と伝えると、店主は渋々認め、「いつかサービスしようと思っていたが、忙しく忘れていた。せっかく来てくれたからアイスアメリカーノを一杯差し上げる」と提案した。
これを聞いた投稿者は「今度から別の店を利用する」と言って、この店に見切りをつけた。
ネット上では「大量注文だから分からないだろうと思ってシールを貼ったのでは」「サービスはしたくないが、恩を売りたいという行動だ」といった批判が寄せられている。
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