2026 年 3月 10日 (火)
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「ゴシップ無縁」…韓国の「国民的俳優」を超えた「国民の先輩」に深まる追悼の声

2026年1月5日、ソウル市瑞草区のソウル聖母病院葬儀場に設けられた俳優アン・ソンギの弔問所(c)news1

70年近くにわたり韓国映画界の第一線で活躍し、1月5日、74歳で亡くなった俳優アン・ソンギ。一度のスキャンダルもなく、誠実に「俳優」という道を歩み続けてきたアン・ソンギに対し、映画界は深い哀悼の意を表している。後輩たちが「心から尊敬する」と口を揃える姿からは「国民的俳優」を超え、「国民の先輩」としての存在感が浮き彫りになる。

アン・ソンギは、2025年12月30日に心停止状態で病院に搬送された後、集中治療室で治療を受けていたが、意識を回復することなく5日午前9時に死去した。2019年に血液がんと診断され、翌年には完治判定を受けたものの、2022年に再発し、再び闘病生活を送っていた。

訃報が伝えられると、映画関係者や後輩俳優、ファンからSNSを通じて哀悼の言葉が続々と寄せられた。生前に多くの作品で共演した俳優パク・ジュンフンは、ソウル聖母病院の弔問所を訪れ、「心から尊敬する先輩であり、人格者としても敬愛していた方だった」と涙ながらに語った。

また、俳優パク・サンウォンも「空の上で演技を続けていると信じている」と語り、後輩俳優として故人の人間性と演技への情熱を称賛した。

映画『私たちの幸せな時間』(1987)などで共演した俳優ファン・シネも「同じ現場でご一緒できたことが人生の誇りでした」とSNSに投稿し、「韓国映画の柱でいてくださったことに感謝します」と綴った。

女優イ・ヨンエ、キム・ヘス、コ・ヒョンジョンもSNSで追悼の意を表した。イ・ヨンエは「アン・ソンギ先輩のご冥福をお祈りします」と投稿し、キム・ヘスとコ・ヒョンジョンは故人の写真を添え、悲しみをにじませた。

映画『ラジオ・スター』を手がけたイ・ジュニク監督は「いつも心からの誠意を感じさせる方だった。演技だけでなく、後輩への温かいまなざしを忘れてはならない」と述べ、深い感謝の気持ちを明かした。

中学の同級生でクラスメートだった「歌王」チョー・ヨンピルも弔問に訪れ、「同じ席で過ごした思い出が蘇る。家も近くていつも一緒に帰った」と述懐し、「天国でもまた演技を続けていてほしい。ソンギよ、また会おう」と語りかけた。

(c)news1

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