CJフレッシュウェイや現代グリーンフード、新世界フードといった韓国の主要食材メーカー3社が、特化したブランドへと事業拡大に乗り出す。
新型コロナウイルス感染以後、これらの業者は主力事業である給食部門の売上が減少して打撃を受けた状況だ。昨年には、原価管理による効率の改善が実績の反騰にプラスの影響を与えたが、新型コロナ以前の水準には及ばない。
3社は今年、既存事業の競争力強化と新事業の発掘などを主要課題に掲げている。CJフレッシュウェイと現代グリーンフードは、ケアフードを前面に出しており、新世界フードは外食事業を通じて突破口を開こうという覚悟だ。
食材業界によると、CJフレッシュウェイはキッズ・シニア食材・給食事業強化を本格化している。キッズ事業は食材ブランド「アイヌリ(子供の世界)」を中心に顧客の目線に合わせたトータルサービスを提供し、子供たちの食習慣改善教育と食環境教育プログラムを推進している。
現代グリーンフードは今年、団体給食・食材・外食など既存事業部門別の競争力を高め、ケアフード商品の多様化、レストラン簡便食品市場進出などを事業戦略として推進する。
新世界フードは外食事業拡張を本格化した。外食部門の事業拡大は新世界フードの成長キーワードだ。現在、首都圏を中心に運営されているノーブランドバーガーの売り場を大邱(テグ)・釜山(プサン)など慶尚道(キョンサンド)圏に拡大する方針だ。
©NEWSIS