韓国で、チャットアプリなどグループチャットルームから静かに出られる機能を保障するよう求める「情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律」改正案が発議された。
改正案は、情報通信サービス提供者が3人以上の利用者間のリアルタイム対話を媒介する情報通信サービスを提供する場合、利用者が他の利用者に知らせずに対話参加を終了できるよう技術的措置を取るようにするのが骨子だ。これを履行しない場合、過料を賦課するようにする条項も改正案に含まれた。
改正案は野党「共に民主党」のキム・ジョンホ議員が代表で発議した。
グループチャットルームのユーザーには「チャットルームから出れば、『チャットルームを出ました』という文句が表示され、完全に縁を切るという『シグナル』のように映る」という苦情が寄せられていた。そのため利用者からは「静かに出て行く」機能導入に共感を得ているようだ。
カカオトーク関係者は「『静かに出て行く』機能適用範囲拡大を準備している。ユーザーのコミュニケーション疲労感を減らすことができるさまざまな機能を検討している」としている。
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