韓国で成人向けオンライン写真集を手掛ける「アートグラビア」の代表が、多数の所属モデルに性的暴行とセクハラをしていた疑惑が浮上している。被害女性らは代表を強姦罪などで告訴するととに、次々にオンライン上で詳細を暴露する事態になっている。
同社の代表的なモデルが先月26日、自身のユーチューブチャンネルに「暴露します」というタイトルの映像を掲載し、代表が性的暴行を繰り返してきたことを明らかにした。これを契機に、他の所属モデルやかつて同社に籍を置いていた女性から「自分も似たような被害経験がある」という告発が相次いだ。
所属モデルのカルムさんも被害に遭っていたことを明らかにし、その詳細を明らかにしている。
カルムさんによると、代表から交際男性とのプライベート時間について詳細に聞かれたうえ「その人とのことを想像をしてみろ。撮影の時は興奮してこそ表情がよく出る」などと言われた。「撮影のためだ」といって体を触られたことがあったという。カルムさんは「何も知らなかったので、これで合っているのかと思いながらも、撮影のためだから我慢した」と振り返った。
そのうえでカルムさんは「加害者は必ず処罰されなければならない。力になってほしい」と訴えた。
被害女性らは先月21日、代表を強姦罪などで警察に告訴している。被害者らは数年間にわたり数十回のセクハラと性的暴行を受けたと訴えているが、代表は一部メディアとのインタビューでこれらを否認している。
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