
韓国全羅北道群山市(チョルラブクド・クンサンシ)のマンションの休憩所で、飼い犬の毛を無理やり刈り取る虐待をする男が目撃された。6月27日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が報じた。
情報提供者によると、6月24日午後7時ごろ、犬の鳴き声が聞こえたので自宅のベランダから外を見ると、男が犬を虐待していた。
映像には、男が片手にハサミを持ち、犬のリードを引っ張って首やしっぽをつかみ、乱暴に毛を切る様子を捉えていた。犬がもがきながら「キャンキャン」と鳴き声を上げると、男は犬の頭をたたくなどした。
犬が苦しげな鳴き声を何度上げても男は全く気にすることなく、刈った毛の塊を近くの花壇に捨てて立ち去った。
情報提供者は「このマンションに10年住んでいるが、こんなことは初めて見た。管理事務所に通報したが何の対処もなく、毛の塊もそのままだ」と憤った。
男の行為は動物保護法に抵触する恐れもあり、地域住民や視聴者からは厳しい対応を求める声が上がっている。
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