韓国でキムチを家で漬ける「キムジャン族」が減り、完成品の販売量が増えている。信頼のおける大企業ブランドの製品が好まれているようで、大型スーパーなど小売店での販売量の約80%を大象(テサン)とCJ第一製糖の2大ブランドが占めている。
食品産業情報統計によると、今年1~9月にディスカウントストア、スーパー、コンビニ、百貨店など小売店で販売されたキムチの総販売額は2326億ウォン(1ウォン=約0.114円)だった。
大象が41.24%でトップ、CJ第一製糖が35.64%で続いた。大手スーパーのプライベートブランドは5%程度とみられる。
昨年、国内小売店のキムチの総販売額は3175億ウォンで、前年比10.95%増加した。1~9月の販売額を考慮すると、今年も販売総額が3000億ウォンを超える見通しだ。
業界関係者は「漬けて食べるキムチから、買って食べるキムチに消費形態が変化しており、キムチ製品への関心が高まっている」と話している。
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