ブランドロゴやパターンを強調した「ニューマネールック」。これとは差別化される「オールドマネールック」に韓国でトレンドが変化し、ホームショッピング業界も単独ファッションブランドを立ち上げ、関連商品編成を拡大するなど戦略変化を見せている。
オールドマネールックは、富を誇示せず、高級な素材とシンプルなデザインで余裕のある上流層の雰囲気を出すのがポイント。端正なシャツ、ニットなどで成熟したイメージを演出するのが特徴だ。
ロッテホームショッピングはオールドマネールック関連の8月クラシックアイテム編成を、前年比トレンチコートは50％、ブラウスは70％、ベストは100％それぞれ拡大した。秋冬（FW）シーズンの新ブランド発売も予定されている。
俳優キム・スヒョンをモデルにクラシックな感性を伝えるモダントラディショナルカジュアルブランド「ローダン」を6日に発売した。ハンティングジャケットなどクラシックアイテムを現代的に再解釈しての発売だ。今後、モンゴルのプレミアムカシミアブランド「ゴヨ」も登場する。
GSショップはアトリエ・マジョリー、モルガン、ソーウルなど単独ブランドを中心に、各ブランドのアイデンティティに合うオールドマネールックアイテムを展開している。オールドマネールックアイテム編成の割合を単独ブランド全体の30％レベルで運営し、放送で商品紹介も一番先の部分に配置している。
GSショップ・ブランドチーム長のパク・チョンウン氏は「オールドマネールック人気は物価高の影響で顧客が消費に慎重になったことと関連があると見る。今回のFWには最高の素材と流行に乗らないクラシックなデザインを結合したプレミアム商品を紹介していく」と話した。
現代ホームショッピングは素材の高級化や単独商品の差別化に力を入れた。今年、最高級生地を使った商品で有名な「ユーロセレクテッド」を新たな単独ブランドとして立ち上げる。イタリアのロロ・ピアーナやキャッシュウール、スペインのムスタンなどプレミアム素材を利用した新商品を用意した。
現代ホームショッピングが販売中のハンサム「モデン」は、ブランド品にも使われる英国最高級生地企業リントンのツイード、イタリアの高級素材トレーニョのウールカシミアなど、海外プレミアム素材を使った商品を準備した。「ソアランのショッピングライブ」で27日、放送が始まる。
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