2024 年 12月 1日 (日)
ホームライフスタイルファッション「エルメスの靴が100万ウォン」…百貨店、ブランドシューズ強化する理由

「エルメスの靴が100万ウォン」…百貨店、ブランドシューズ強化する理由

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韓国の百貨店業界がブランド品シューズブランドのラインナップを拡大している。これまでのハンドバッグやジュエリー中心のブランド売り場の売り上げ構造を多角化するための戦略と解説される。

ソウル狎鴎亭ギャラリアはウエスト3階の名品シューズゾーンにシャネル・ディオール・ルイヴィトンシューズ単独売り場を開く。年内開店が目標だ。

数年間、ブランド品のオープンラン現象が深刻化すると、カバン以外に靴やジュエリーを購入できる別途の売り場を増やしているものと分析される。

新世界百貨店江南店は早くから靴特化売り場を披露した。江南店には2階のシャネル売り場とともに、4階にシャネルシューズ売り場が別途準備されている。グッチ売り場も女性売り場から男性売り場・ジュエリー・シューズ売り場を別途運営している。エルメスの場合、1階のベルト・ジュエリー・スカーフなどを購入できるポップアップ売り場も別途運営している。

百貨店がブランド靴売り場を相次いで出店する理由は、靴の場合、衣類・ハンドバッグに比べ価格面でのハードルが低いためだ。多くは数千万ウォンの呼び値をつけるハンドバッグや衣類など超高価カテゴリーに比べ比較的合理的な価格でブランドマニアの「価心比」(価格対比心理的満足感)が高い商品だ。

エルメス・シャネルなど高価ブランドのベストセラーハンドバッグは1000万ウォン前後を上回るが、人気ブランド靴モデルの場合、100万ウォン台で購入できる。エルメスの人気モデルであるパリ・ローファーとロワイヤル・ローファーの価格は140万ウォン台だ。シャネルのバレリーナ・フラットシューズも100万ウォン前半で販売している。

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