2024 年 10月 7日 (月)
ホーム経済「アバンテ笑って、コナ泣いた…」…現代自動車の新車、悲喜こもごも

「アバンテ笑って、コナ泣いた…」…現代自動車の新車、悲喜こもごも

ソウル市江南区の現代モータースタジオソウルで「ザ・ニューアバンテ」を見る関係者(c)NEWSIS

韓国の現代自動車が今年発売した新型モデル車の明暗が大きく分かれている。マイナーチェンジモデルが発売された国内準中型・中型セダンを代表するアバンテとソナタはともにデザインが大幅に改善されたという評価を受け、販売台数が増加した。一方で今年初めに発売した小型SUVコナが明確な下落傾向を見せているのだ。

現代自動車の販売実績資料によると、アバンテは5月に国内で6599台販売された。前年同月(4918台)より34.2%、前月(5278台)比25.0%それぞれ増加している。

新型アバンテの購入者は「マイナーチェンジで車のフロントデザインがはるかにきれいになった。このクラスでアバンテより商品性が優れた車はないと思う」と述べた。

5月のソナタ販売台数も前月比17.8%増の2630台と好調だった。前年同月(3990台)からは減っているが、新発売から1カ月足らずであることを考えれば好成績といえる。

これに対して、コナは5月の販売台数が前月(4048台)より37.7%下落した2522台の販売にとどまった。

現代自動車のホームページによると、コナの価格はガソリン1.6ターボエンジンの2584万ウォン(約277万円)から。これは1クラス上とされる起亜準中型SUVスポーテージ(1.6ガソリンターボ)の2520万ウォン(約270万円)より若干高い価格だ。

電気自動車であるコナ・エレクトリック・ロングレンジモデルは補助金を受けることができるが、価格は5000万ウォン(約536万円)を超える。

自動車業界の関係者は「コナと違ってアバンテとソナタは数十年間築いてきた消費者との信頼や強力なブランドパワーがある」と話している。

(c)NEWSIS

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