2024 年 7月 9日 (火)
ホームエンターテインメント「アイドル士官学校」法人継承を終了…閉校危機からの脱出

「アイドル士官学校」法人継承を終了…閉校危機からの脱出

(翰林のホームページよりキャプチャー)©KOREA WAVE

初代設置者の死後、法人設置者の不在で閉校の危機に追い込まれた韓国のアイドル士官学校、翰林(ハンリム)芸術高校が、法人の構成を完了し、運営の正常化を公式化した。

ソウル市教育庁は22日、「公益財団法人翰林財団の学歴認定生涯教育施設の翰林中・実業芸能芸術高校の設置者地位継承申告を、この日、最終受理した」と明らかにした。

設立者のイ・ヒョンマン氏が2020年にこの世を去った後、翰林芸術高校は閉鎖される危機に直面した。2007年改正された生涯教育法により、学歴認定生涯教育施設は個人ではなく、学校法人または公益財団法人が運営を担わなければならなかったためだ。

設立者の死後、法人設置者の資格を備えていない翰林芸術高校は昨年、新入生募集が中断されるなど存廃の岐路に立たされた。だが、教育庁と相続人の協議を通じて廃校を免れた。

教育庁は昨年、新しい財団が学校敷地、建物(校舎)にかかっている根抵当を解消することを条件に、法人設立を許可した。相続人は法人設立のために187億ウォン相当の財産を拠出したことが明らかになった。

このため教育庁は、昨年12月に新入生募集を条件付きで許可し、同日、翰林財団への法人承継手続きを終えた。

アイドルグループTWICEのダヒョン、WINNERのソン・ミンホ、Block BのP.Oらを輩出した「アイドル士官学校」としての特色も維持できる見通しだ。

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