
韓国サムスン電子が最初の人工知能(AI)特化ノートパソコン「ギャラクシーブック4」シリーズ(3種)を来年1月2日、国内発売する。同社のノ・テムンMX(モバイル経験)事業部長(社長)は14日、「タッチディスプレイをはじめとする新たな機能とオープンパートナーシップを通じて、指先で自由に経験できるAIノートパソコン時代を切り開く」としている。
今回の製品は▽ギャラクシーブック4プロ(14インチ・16インチ)▽ギャラクシーブック4プロ360(Sペン対応・16インチ)▽ギャラクシーブック4ウルトラ(16インチ)の3種類だ。
ギャラクシーブック4シリーズ(3種)は前作に比べ高仕様ゲームプレイと映像コンテンツ編集が速くなったのが主な特徴だ。インテル初の神経網処理装置(NPU)支援チップセット「コアウルトラプロセッサー」を搭載したためだ。
NPUは現在、AI半導体として使われるGPU(グラフィック処理装置)より電力効率が高く、推論性能が優れている。簡単に言えば、同じAI作業を引き受ける時、GPUに比べて電力消耗は少なく、より多くの結果を出す。
サムスン電子側は「100余りのアプリケーションの多様なAI機能を円滑に実現し、生産性を高める」と話している。
(c)news1