2025 年 2月 22日 (土)
ホーム社会「まるでドラマ」韓国の二組の夫婦、まさかの“たすき掛け不倫”…「探偵依頼」の夫こそ裏切り者だった

「まるでドラマ」韓国の二組の夫婦、まさかの“たすき掛け不倫”…「探偵依頼」の夫こそ裏切り者だった

(c)news1

韓国のあるテレビ番組で、二組の夫婦をめぐる不倫と脅迫の事件が取り上げられ、そのドラマさながらの展開が物議をかもしている。

妻が不倫しているかもしれないと探偵に調査を依頼した夫(A氏)。実はそのA氏こそが「妻の不倫相手と疑う男性の妻」と不倫関係にあった。

今月11日に放送されたチャンネルAの「探偵たちの営業秘密」で、A氏は「妻とその共同経営者が不倫関係にあるようだ」と疑い、探偵に不倫の証拠を掴んでほしいと頼んだ。

A氏によると、5年前に事業を始めた妻は、製品開発を理由に共同経営者の男性B氏と一日中一緒に過ごしていた。事業が順調に成長すると、妻は深夜に帰宅したり、夜遅くにB氏に会いに出かけたりするようになった。

一方、そのころA氏は事業の失敗で育児と家事を担っていた。

疑いが募る中、ある夜、妻が寝ぼけて夫ではなくB氏の名前を呼んだ。妻は「私、どうかしてるわ。毎日一緒にいるから口癖になったのかも」と弁解した。

探偵がA氏の妻とB氏の行動を監視したものの、不倫を疑うような状況は一切確認されなかった。探偵がA氏に「不倫関係ではなかった」と報告した。

数日後、その探偵事務所にA氏の妻との不倫を疑われていたB氏が訪れた。

B氏には匿名の脅迫文が寄せられ、「金を払わなければ不倫の事実を暴露する」と脅されたという。そこにはB氏がA氏の妻とホテルに入る写真が同封されていた。ただ、探偵はすでにA氏の妻の調査過程で、その時二人がビジネスミーティングのためにホテルを訪れた事実を把握していた。B氏は「黙って金を払うのは悔しいし、事実ではないから無視しようと思ったが、噂を広められるのが怖い」と助けを求めた。

追跡の末、探偵はこの脅迫文を送った人物を突き止めた。

驚くべきことに、A氏とB氏の妻だった。2人は共謀し、不倫の証拠をでっち上げて送ったものだった――。

2人は3年前に夫婦同伴の集まりで出会った瞬間から不倫関係を始めていた。2人は、それぞれの配偶者が寝ている間に自宅でキスをし、性的関係を持つなど、大胆な不倫を続けていた。この事実に、出演者は「配偶者が隣の部屋にいるのに不倫するなんて?」と衝撃を受けた。

さらに、2人は子どもを連れて行ったキッズカフェでも不倫を続け、「普通に会うよりも、夫婦の集まりの時にこっそりする方がずっと興奮する」と語り、夫婦同伴の集まりを頻繁に開こうと示し合わせていた。

また、2人は賭博のために闇金にも手を出し、金が必要になると、互いの配偶者を不倫に仕立て上げ、証拠を捏造し、金を巻き上げようとしたことが判明した。

すべての真実を知ったA氏の妻とB氏は、それぞれの配偶者に対し、離婚訴訟、脅迫罪の告訴、不倫による慰謝料を請求し、離婚に至った。

出演していた弁護士は「離婚は当然だ。不倫訴訟でも有責配偶者となるため、それぞれの配偶者に慰謝料を支払う必要がある」と説明。また、「金を要求した時点で恐喝罪に該当し、単なる脅迫よりもはるかに重い刑が科せられる。極めて重大な犯罪を犯した」と指摘した。

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