韓国政府が昨年11月からカフェなどの売り場での使い捨て用品の使用を禁止したのに対し、無人カフェは規制対象に含まれず公平性に欠けるのではとの論議が起きている。
環境省は昨年11月24日から集団給食所食品接客業は売り場内でプラスチック・紙コップとプラスチックストロー・マドラーなど使い捨て用品の使用を禁止したが、無人カフェは食品自動販売業種に分類され規制対象から除外された。店内に従業員がいない無人カフェは、リサイクル用品を使いにくいため、取り締まりの対象から外されたとみられる。
問題は一般カフェとの公平性だ。運営方式が似ているのに、なぜ無人カフェだけが規制を受けないのかということだ。実際、記者が無人カフェ5カ所を確認したところ、すべての売り場でテーブルが設置されていて一般カフェとあまり変わらなかった。
カフェの事業主(30代)は「無人カフェでも一般カフェでも売り場内で飲み物を飲むのは同じなのに、なぜ私たちだけを規制するのか理解し難い。無人カフェの使い捨て用品使用を許可したのは環境保護という趣旨から外れることだ」と主張した。
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