
韓国の免税店がKブームを追い風に、化粧品や高級ブランド品中心だった商品構成を見直し、食品などへ販路を広げている。中国人転売業者による大量購入が減る一方、個人旅行客(FIT)の需要に対応する戦略だ。
韓国免税店協会によると、4月の国内免税店売り上げは1兆1192億ウォンで前月比3.4%増、購入者数は257万人で4.8%増加した。外国人売り上げと購入者数もともに伸び、購入者数は前年同月比23.9%増となった。
転売業者向け手数料負担の軽減も収益改善につながり、ロッテ、新世界、新羅など主要免税店は増収や営業利益改善を記録した。新羅免税店は7四半期ぶりに黒字へ転換した。
各社は限定高級ブランド品の拡充に加え、食品カテゴリーを強化している。ロッテ免税店では外国人向け食品売り上げが前年同期比85%増加。正官庄などの紅参加工食品が人気を集めた。
新世界免税店の食品専門ゾーン「TASTE OF SHINSEGAE」は開設後、食品購入客数が4倍、売り上げが30倍に増加した。健康機能食品の販売も好調だ。
化粧品や香水も引き続き人気で、現代免税店では化粧品・香水の売り上げが大幅に増加。新羅免税店でも韓国ビューティーブランドが好調だった。さらに紅参、韓国食品、伝統菓子などKフード関連商品の需要拡大が目立っている。
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