韓国の自営業者向けオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」に「あいさつするなと言われた理由」と題する投稿が掲載された。投稿者は、母親が営む飲食店で働いていた高校時代のエピソードを振り返り、常連客に「また来ましたね」とあいさつした際に注意されたエピソードを明らかにした。
投稿者は母の店を手伝っていた高校1年生のころ、常連の高齢男性客に笑顔であいさつすると、その客は険しい表情で「なれなれしくするな」と注意してきた。母親に相談すると「少し変わった人だから、あいさつしない方がいい」と言われ、以後は控えたという。
その後もこの客は来店した。ある日、同行者が毎回異なることに気づいた。さらにその客は店で高級なウナギを酒と一緒に楽しんだ後、近くのモーテルに向かっていたことがわかった。投稿者は「不倫している人にあいさつしてはいけないと学んだ」と回想した。
この客は地元の大学の総長であることが判明。後に投稿者に大学のパンフレットを渡しながら親しげに話す機会があり、その時は当人が「あいさつするな」と言ったことをすっかり忘れていたという。
他の自営業者からは「あいさつの選び方も重要だ」「最近は過剰な関心を避けるのがトレンドだ」などの意見が寄せられた。
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