携帯電話の中にたまった数千枚の子供の写真と映像を人工知能(AI)ソリューションでカテゴリー別に整理し、家族同士でリアルタイムで共有する――こんなサービスが韓国で人気を集めている。
「ジェジェミミ」(2020年4月設立)が立ち上げた育児プラットフォーム「スクスク」だ。一見簡単なサービスだが、反応は爆発的だった。今年1月で加入者数は45万人。18万人だった1年前と比べると、加入者数が2.5倍に急増した。
最近、コマースサービスもオープンした。家族同士で育児関連のプレゼントをやり取りできるサービスだ。主な製品はカスタムグッズだ。プラットフォームに掲載された子供の写真と映像を活用した製品だ。
子供の写真が盛り込まれたアルバムからカレンダー、グリップトークまで家族が共有できる多様なグッズを製作販売する。
韓国は合計出生率0.77人(2022年)という少子化時代に入った。祖父、祖母から叔父、叔母、叔母まで家族全員が子供1人に集中する。子供の写真と映像を共有し、子供のためには財布の紐を惜しみなく緩める傾向がある。
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