ソウル中央地裁はこのほど、別れた僧侶にストーカー行為や脅迫を繰り返した信者の女性に、罰金500万ウォン(約55万円)と40時間の治療プログラムの受講を命じた。
地裁によると、女性は2019年5月ごろから僧侶と交際していたが、僧侶が別れ話を切り出し、個人的な接触を拒ぶようになった。しかし、女性は諦めきれず、2023年6月から26回も電話をかけ、寺に押しかけて騒ぎを起こすなどした。
また、僧侶が他の信者といる時に「この男は私の男だ」と叫んだほか、僧侶の顔を殴ったり、茶碗を投げつけたりした。「もし自分と会わなければ宗教団体と寺に通報する」と脅迫したこともあったという。
地裁は、女性が一部認めて反省している点、暴行や脅迫の程度が軽度な点を考慮し、軽い処分を下した。
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