2025 年 6月 29日 (日)
ホーム社会「この犬に噛まれた。野良犬だと思った」…韓国・防犯映像に収められた「隣人が愛犬を埋める」瞬間

「この犬に噛まれた。野良犬だと思った」…韓国・防犯映像に収められた「隣人が愛犬を埋める」瞬間

JTBCキャプチャー(c)NEWSIS

韓国・京畿道(キョンギド)の龍仁(ヨンイン)東部警察署は、死なせた隣人の飼い犬を勝手に埋めたとして、隣に住む男を器物損壊の疑いで捜査している。JTBCの番組「事件班長」が報じた。

それによると、飼い犬「コミ」が先月27日にいなくなったことから、飼い主の家族が隣家の住人に「犬を見かけませんでしたか」と尋ねた。男は「見ていない」と曖昧な返事をした。

飼い主は地域住民のチャットルームやビラ配りで行方を探したが、見つからず、3日後、コミが畑に埋められているのが見つかった。

防犯カメラの映像を確認すると、「見ていない」と言った隣家の男がぐったりしたコミを箱に入れて運んでいる様子が映っており、畑にシャベルで穴を掘って何かを埋めていた。コミの死体はそこから見つかった。

男は「うちの飼い犬がかんだら死んだ。野良犬だと思って埋めただけだ。なぜ私を責めるのか。伝染病の可能性もあるので自分なりの対応を取った」と開き直り、「法的に問題ない。勝手に敷地に入ってきたのはそっちの犬だ」と主張した。

飼い主は「ひとこと言ってくれていれば、こんな悲しい形で埋葬されることもなかった」と話している。

警察は、コミを埋めた行為が器物損壊に当たる可能性があるとみて、男から事情を聴くなどしている。

(c)NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular